(2019/7/26 更新)

久米島Verdeは島の南東、島尻という小さな集落に拠点を置いています。

一昔前は子供達が駆け回っていた島尻も今では高齢化が進み、子連れ世帯はわずか2世帯(うちを含む)のみの静かな集落となりました。それはそれで良いという方も居ますが、多くの方は新たな住民が来るのを切に待ち望んでいます。

そこでここでは、皆様に少しでも島尻のことを知って頂けるよう、島尻のオススメスポットをいくつかご紹介させて頂きますね。良いところでgすよ!

島尻ビーチ

世界中数多あるビーチの中でも島尻が一番良い!という方もいます。

島尻といえばやはりココ。もちろん天然ビーチです。晴れた日には水泳、サップ、釣りなど、マリンスポーツを楽しむ方が訪れます。

ビーチの端には川が流れています。昔はここを泳いで子供達が集落内に戻っていったそうです。

ちなみに我々のオススメは夜、特に満月の島尻ビーチ。遠くに上がった月の灯りが水面に映え、まるで月まで続く光の道に見えます。

Verde一家も大好きなスポットです!水平線の奥から月が上がってくる景色は感動ものですよ。

トクジム

鳥の口と呼ばれる崖です。海の絶景はもちろんのこと、兼城港に出入りするフェリーを上から眺めることが出来ます。久米島のダイアモンドヘッドと呼んでも過言ではないでしょう。

戦時中はここから旅立つ軍艦を見送っていたとおじいが語ってくれました。もちろんそこには自分の家族や親族もいるわけで、当時の思い出を話しながら海を眺めるおじいの目は少し寂しそうでもありました。

アクティビティで有名な島ですが、おじいやおばあが見た景色を眺めながら想いを乗せてみるのも良い時間になるのではないでしょうか。

アーラ林道

久米島でアドベンチャークルーズのような体験をしたい方はこちらへ。アップダウンは激しいものの、舗装された道の両脇に生い茂る色とりどりの熱帯植物は苦労を忘れさせてくれるほど神秘的です。

謎の色をした草花や何らかのフルーツっぽい実の他、野生のバナナも見れますよ!(簡単に手の届く場所ではありませんので、決して取ろうとはしないでくださいね)

さて。。。ここからはいくつかディープなスポットをご紹介します。少しハードルが高かったりハブ遭遇率が高めだったりするので、地元の方に同行して頂くことをオススメします!

島尻の原生林

島尻には手付かずに「なった」山があります。戦時中は避難所として利用されていた山で一応は道もあるのですが、年一の草刈り以外では殆ど手が付けられていないようです。結果として草木が道まで侵食し、その光景はまさにワイルドライフ。ジュラシックパークの世界の片鱗を見ることが出来ます。

私が初めてハブに出会ったのもここでした。小さかったもののやはり猛毒を持っているので細心の注意が必要です。なるべく車からは降りないようにしましょう。

貴重な原生林を見ることが出来るので、興味がある方には堪らない場所だと思います。

島尻の丘

島尻を一望出来ます。振り向くと。。。↓
はての浜も一望できます!

丘を登り、少し農道に入ると絶景スポットに出会えます。こんなステキな場所で農作業が出来るって幸せですよね!

牧草の丘

絶景スポットはまだあります。アーラ林道に続く道を左に入り、丘を登ると大きなサトウキビ畑が広がっています。そこにポツンと伸びる山を登っていくと、そこは海を一望できる牧草地。吹き抜ける風は少し汐っ気があり爽やかで、まるで地中海に居るような気分になります。

ここには牛舎もありますので、いつか仔牛たちと触れ合える機会が出来ると楽しそうです!

島尻の街並み

遠くにはキラッキラの海が見えます!子供達が駆けていく姿を後ろから見ると、不思議と懐かしい気持ちになりますよ。

島尻は久米島の中でも一番の田舎町と言われています。

時にはペンギン村なんて揶揄されることも!ただそれは昔の話で、今は久米島一周線が通り、イーフからアクセス抜群になりました。

それでも昔の良さ、雰囲気をそのまま残しているのが島尻です。アパートは一件も無く、古き良き古民家や空き地、石壁に細い道路。こういった昔ながらの風情を求める方には最高の場所です。

車は海岸沿いに止めて、皆様の足で集落を歩いてみては如何でしょうか?予想していなかった新たな出会いがあるかも知れませんよ。